4 代用茶
  [初出] 02.06.25  [最終更新]  [平均面白度] 4.4  [投票数] 5  [コメント数] 0
現在住んでいる家に引っ越してきた時、記念植樹というわけでもないが、2本の木を植えた。カキとビワ。どっちも「食べられる」というのがその理由。果樹が家にあるとウレシイじゃないですか。それが無事成長し、今では毎年なにがしかの収穫をもたらしてくれるようになった。昨年は柿が大豊作。その重みで柿の木が台風のよるにぶったおれてしまったほど。

もちろん、朝に気がついて元どおりに起こし、最近までつっかえ棒で支えていた。

今年はビワが大豊作。毎日毎日ビワを食べている(シヤワセ)。ビワは八百屋では比較的高価な果物であるから、柿よりオトク感は大きい。手で皮がむけるというのもポイントが高いね。

果実が収穫できるようになったことは慶賀このうえないが、反面、大きく成長したために、狭い庭の大部分がこの2本の木の影になってしまうという問題点も出てきた。そこで昨年は柿を、今年はビワの収穫を待ってビワをかなり剪定した。

おおむね木の半分を切ってしまった感じになる。

当然、葉っぱの廃棄物が大量に発生した。これを捨てるのはあまりにもったいない。そこでその葉っぱを洗い、陰干しにして枇杷茶にして飲むことにした。いろんなサイトで検索するに、枇杷茶は健康に(美容にも)いいらしい。健康や美容うんぬんより、なにしろせっかく育った葉っぱを捨てちゃうってのはもったいない、というケチな発想がベースになった行動なんですけどね。

ビワの葉は常緑であり、かつ、1枚の葉の寿命が長いので、やはりずいぶん汚れている。それに葉の裏面には一面に短毛が生えており、これを残すといけないとサイトには書いてある。そこで、ビワの葉を一枚一枚タワシで洗う。大量にあるもんだから、重労働だ。途中でヤになって、残りはフクロにつめて風呂に入れた。ビワ風呂。

2リットルの水に小振りのものなら2枚の乾かしたビワの葉をくしゃくしゃにして煮出す。それだけじゃまずいので番茶も少々投入する。それを冷蔵庫に冷やしておいて、麦茶代わりに飲んでいる。少々酸味があって、(慣れると)なかなかウマイ。おそらく1年くらいは毎日飲んでも消費し尽くすことはないだろうと思われる量だ。

これは思わぬ拾いものだった。ほんまもんの茶による自家製茶は頓挫したかっこうだが、代用品ならなんとかなる。前記の通り柿はあるし、隣家との境にはドクダミがいっぱい生えている。両方ともお茶になるのは有名だ。今後収入が杜絶しても、日本が戦争状態になっても、お茶だけは確保できる見通しがついたかもな。
《→このページの先頭へ》

この記事は面白かったですか?

お読みになっての印象を5段階評価のボタンを選び「投票」ボタンをクリックしてください。

つまらなかった           おもしろかった  

 

≪この記事に対していただいた「投票」5件、「平均面白度」4.4≫

いただいたコメント

コメントを書く

  
メールアドレスはWeb上では公開されません