3 茶の木の苗を買ったのだが
  [初出] 02.06.23  [最終更新]  [平均面白度] 4.79  [投票数] 19  [コメント数] 3
新幹線車内での疑問の日以来、自分でお茶を作ってみたいと思っていた。数字の上だけなら(前回計算したように)すぐにわかるだろうが、所詮、それは数字の上だけのことであって、ホントのところはよく分からないに違いない。自分で茶を収穫して製茶してみれば、人にはどれくらいの茶樹が必要であるかがはっきりわかる。

以来、園芸ショップなどに行くたびに、茶の苗はないかと注意していたが、ないもんですねえ。どうも見当たらない。

それにツマは自家製茶にたいしてきわめて消極的だ。東京の煤煙の雨が降るようなところで採れたお茶なんか、キモチ悪くて飲めしない、というのだ。だいいち、お茶は「洗えない」しね。

しかし、そんなこといえば、日本国中煤煙の雨は降るし、東名高速のすぐそばにも茶畑はある。どこでどのように生産されたのかわからないものよりはずっとましだと思うんだけどな。

そういえば、以前ニュースステーションが所沢の“野菜”に高濃度のダイオキシンが含まれていたと報道して、それに対し所沢の農協だかだれだかが、それは誤報だ、“野菜”ではなく“お茶”だと主張してサイバンを起こしていたが、それは所沢にとっては、かえってマイナスに働いたんじゃないかな。風評被害なんてほんの数ヶ月でみんな忘れちゃうけど、その記憶を強化させるように働いちゃったんじゃないかな。だってわたしだって「トコロザワ」と聞くと、その事件を思い出すくらいだから。

ある時、雑誌を見ていたら、茶の苗の通信販売の広告が出ていた。苗の1本なら、ま、いいだろう、とツマも言うので早速注文。送られてきた苗は、ヒヨヒヨして頼りない。数ヶ月たつけど、まだ、このようなチビ苗である。

茶の木の苗

たった1杯のお茶をつくるためにも、まだまだ何年もかかるだろう。

前回の計算でも明らかなように、1人の消費量800グラム弱を生産するのに8本の茶樹が必要だというなら、茶の木一本あたりの生産量は年100グラムほど、ってことになる。ま、茶の木は50年ほど「もつ」らしいから、その分も考慮しなくてはならないが、いずれにしても、“木”の農作物としては、1植物体あたりの生産量はきわめつきに低いね。果樹だったら、へたしたら1本に1つだけ実っただけでも100グラムは超えてしまう。

通販で買った茶の木の前途は長いし、そのうえ、1本の茶の木から取れるお茶なんてしれているということも分かったのだが、まったく別のところで、自家製茶プロジェクトは新しい展開を見せることになった。


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いただいたコメント

やまっち さんによるコメント
私もこの苗買いました。

昨年始めて花を咲かせました。

でも、そのまま放置していたら、この季節に芽がでません。

枯らしたようです。

その後、そちらの茶の木はどうしていますか?[2004.04.20  #33]
ひざくらいの高さまで成長しましたが、ひょろひょろです。たったいっぱいのお茶のためのおちゃっぱをとるまで、まだ数年かかりそうです。

鉢植えにしてあるのが成長の阻害要因かもしれません。しかし、他に植える場所ないしなあ。(いしだ)


NM さんによるコメント
私もお茶を自分で栽培する野望を持ってます。幸い田舎に嫁いできたので、土地だけはあるので、姑が引退したら野菜畑の一部をお茶に切り替えるつもりです。しかし、私の土地はお茶栽培にとって、どうやら最北地らしいのです。(うちより北ではお茶栽培が不可能)素人に出来るんでしょうかね。

でも、近所に野生と言って良い様なお茶の木が生えていて、何度か葉を摘ませて頂きました。蒸してホットプレートで丹念に煎りました。ざる一杯の葉は30gほどにしかなりませんでしたが味と色は最高の物が出来ました。ただし、あのお茶独特の本来の良い香りは出ません。火の入れ方や揉み方が重要らしいのです。

長文失礼しました。[2004.08.28  #103]

さんによるコメント
二番目のブロックの線の高さで剪定してください。そこから芽が出ます。芽がでたら新芽の三センチ程度のところで剪定してください。茶葉を摘めるまで5年程度かかります。[2005.07.01  #190]

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