2 穴開き式読書ベッド
  [初出] 2003.05.11  [最終更新]  [平均面白度] 4  [投票数] 3  [コメント数] 1
これはいまだ現実の製品ではないが、寝ころんで本を読むたいへん快適な方法がある。実は友人堀岡光次との電話による密談の中で生まれたものである。

一見普通のベッドなのであるが、枕を除けるとそこに丸い穴が開いている。穴の下には本が開いて置けるようになっており、穴の左右には小さめの穴があり、ここから腕を入れてページをめくれるようになっている。

この穴に顔を伏せるようにして読書するわけだ。

この方式であれば、顎を引いたり、首をそらせたりする必要がない。もちろん上体を反らすことも不要だ。完全にフラットな状態に体は維持される。

穴は顔面より多少小さい大きさなので、そのまま寝込んでしまっても、穴の中に頭が落ち込んでしまうということもない。もちろん寝込んでしまっても、穴があるから窒息死する心配もない。

もうひとつメリットがある。本を照らす照明は穴の側面に付属しているので、穴を顔面で塞いでしまうと、まわりに光りが漏れないのだ。

「いつまで本を読んでいるのよ。明るくって寝られやしない」と、横のベッドにいる配偶者から文句を言われることもなくなる。

唯一の欠点は、ページ面の真上に口もあることから、不覚にもページをよだれで汚してしまうおそれがある、ということぐらいだ。

うーむ。これはいいぞ。特許でもとろうかしら。

ただ、穴のサイズは人により多少は変化をつけないとならないだろう。

「お客様の場合はLでしょう」と言った場合、言外に“ツラがでかい”と指摘することになる。これはマーケティングのネックになるかもしれない。

てなことを書いていたら、当の堀岡さんから、製品完成予想図が到着した。彼の案はぼくの案とは若干異なり、穴が大きく四角形になっている(ぼくは丸穴を想像していた)。しかも用途は読書に限定されないという汎用性も付加されている。さすがだ……。
穴空きベッドイラスト
(01.8.9の記事を再録)

(01.8.9)

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いただいたコメント

なな さんによるコメント
整体で使われているベッドって、顔を入れる穴が開いてますよ☆

実は実家にあるんですが…本を読むとは考え付かなかったです(笑)



ただ、高いベッドが一般的なので、床との間に本を置く台を工夫して作らなきゃかなぁ?[2006.10.07  #383]

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