7 コーレーグース
  [初出] 01.06.27  [最終更新]  [平均面白度] 4.2  [投票数] 5  [コメント数] 0
熊谷さんという方からトウガラシ関係で、ふたつのことを教えていただいた。ひとつは「会津に“へずり”というトウガラシ味噌がある”ということ。「トウガラシ、ニンニク、麹を発酵させたペースト状の味噌」らしいから、カンズリとよく似た感じのものだと思う。

これをインターネットで検索したのだが、残念なことにそれらしきものはひとつもヒットしない。残念。

もうひとつは、熊谷さんも(それにアントニオ・猪木も)タバスコの匂いがキライだそうだ。「もっとましなペッパーソースがいっぱいあるのに」。

ほんと、その通り。別にタバスコを目の敵にするわけじゃないが、ペッパーソースはたくさんある。これはペッパーソースとは言えないかもしれないが、我が家で愛用しているのは、にせコーレーグースー。

コーレーグースーとは沖縄の島トウガラシを泡盛に浸けたもので、沖縄料理店の食卓には必ずおいてある。沖縄物産を扱っているような店に行くと置いてあるのかもしれないが、いずれにしても入手しがたい。

そこで、ウチではそのニセものを作って使っているわけ。普通の乾物屋に売っている鷹の爪を数本ちいさな瓶に押し込んで、そこに泡盛を注ぐ。焼酎でもいいようなものだが、やはりそれじゃあの風味は出ない。どうしても奮発(だって泡盛は安くない)しなければならない。

ホントはヘンなビンじゃなく、卓上の醤油差しのような容器を使いたいのだが、なかなかいいのがない。醤油の卓上瓶は口が小さいので、フタ部をあけて、中のトウガラシをとりだしにくい。炒め物などには、中身を取りだして刻んで使うのだから、取りだしにくいのはまずい。

口の大きなものは雑貨店などにあるが、おしなべてこれがプラスティック製なのだ。中にはいっているのは泡盛と鷹の爪だ。何の根拠があるわけじゃないが、この強烈なコンビの前には、いくら不死身のプラスティックとはいえ、成分が溶けだすんじゃないか、と、思うので、できればプラスティックは避けたい。

ともあれ、この“ソース”をタバスコ代わりにいろんなものに使っている。なかなかヨイ。

今年の5月のはじめに、園芸店に立ち寄ったところ、島トウガラシの苗が売っていた。おやおや、こんなのがあるよ、とためらわず購入。ついでに鷹の爪の苗も買った。いずれも250円程度だったと思う。

本日現在、鷹の爪の方は小さな実をいくつかつけているが、島トウガラシの方は、まだひとつも実らない。ただ、元気はいいので、そのうち花が咲き、実をつけるのではないかと期待している。そうなったら、ホンマモンのコーレーグースが製造可能になる。

楽しみだなあ。
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