7 サーバールーム
  [初出] 2003.04.30  [最終更新]  [平均面白度] 2.75  [投票数] 4  [コメント数] 0
我ながら、まったく計画性のない話で、きわめて情けないのであるが、先日述べたコンソール延長器は早くも現役から一歩退き、現在“控えの選手”に成り下がっている。けっこう高かったのに。

これはどうしたことかというと、わが深夜ラボに「サーバールーム」ができたのである。

今までの経緯を振り返ってみる。わが家にサーバ機として買ったDellのマシンは音が強烈だった。あまりにもウルさい。かといってファンを取り換えるとかの静音化工作を新規導入機種に施すのはためらわれる。そんなことをするなら、はじめから既製品ではなく自作路線で行くのがスジだからだ。

そこで、ぼくのとった対策は「音源との距離をとる」というもの。このサーバ機を玄関に置いた。玄関と仕事部屋の間には距離があるため、音はほとんど気にならなくなった。

しかし、いかにサーバといえ、直接触りたい時もある。そんなときにわざわざ玄関先の薄暗く寒いところで作業するのはナンだ。そこで導入したのが先日述べたコレガのコンソール延長器であった。これならマシンは玄関先に、モニタとキーボード・マウスは手元に置いておける。

これは快適であった。しかし難点ももちろんある。玄関先にどでかく黒いコンピュータが常時うなりをあげているのである。ウチだって非コンピュータ界の来客もある。そうした人に対して、どことなく気が引けるし、中年夫妻の「住まい」としてもまっとうな光景ではない。

そこに降って湧いたように深夜ラボ改装計画が持ち上がった。ぼくの仕事部屋を畳敷きから床張りに変更し、押し入れを取り去る。この工事を前に、前から実現したかったプランへの野望が再燃したのだ。

深夜ラボがかつて「おばあちゃんの部屋」だった時に「作り付け和服タンス」として使われていた半間の観音開きの押し入れがある。これは家屋の構造からして、今回は取り去ることはできない。ここにデスクトップ機を2台入れてしまうのは、どうだろうか。
サーバールーム外観
この野望は前からあった。ただ温度が心配で、手を付けかねていた。しかし、今回は大工さんが入る。そこで工事のついでにその押し入れの中にも換気扇を付けてもらうことにした。

この換気扇のおかげで、押し入れの中の温気は戸外に排出される。それだったら、温度の極度の上昇は抑えられるに違いない。

押し入れの薄い扉や壁では音の減衰がはかばかしくないなら、押し入れ内に防音材を貼り付けるという対策を行えばよかろうという目論見である。

換気扇のついた押し入れにデスクトップ機2台を入れる。1台はDellのサーバ機であるdaikokuちゃんで、もう一台は先日中身のすっかり変わった新Windowsマシン。こちらは名付けてbentenという。ま、daikokuから引っ張られての命名で、これからはこの命名スタイルになっていくんじゃないかな。
サーバールームの中
マシンの後ろに見えている白い四角形の部分が換気扇。使わない時にはフタが閉まった状態で、回すとフタ部分が浮いてすき間ができ、そこから空気が出ていく。で、マシンの電源投入。

思った以上の効果である。扉を閉めると音はかなり小さくなる。今度のレイアウトは、まさにこの扉の真ん前にメインの作業デスクがあるのだが、そこに坐っていても、ほぼ気にならないレベルの音量だ。音の大きさそのものも小さくなるが、音質もかわる。音の高い成分、低い成分がカットされるようで、そのため不快感が減るような気がする。

防音材はまだ入手していないので、しばらくはこのまま行ってみようと思う。

これはちょっとジマン。だってサーバールームがあるんだからねえ。今度誰かに「弊社のサーバールームの換気の調子が悪くてねえ」なんてこと言ってみたい。
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