1 世界一のタマゴっ喰い
  [初出] 02.12.29  [最終更新]  [平均面白度] 4.15  [投票数] 13  [コメント数] 0
卵は物価の優等生だとよく言われる。たしかに日本ではタマゴは安い。ヨーロッパやアメリカの市場を覗くと、生鮮食品の安さに驚くが、タマゴだけは概して日本の方が安い。そのせいもあってか、われわれはタマゴ好きである。

「巨人大鵬卵焼き」とは一昔前の子どもの好物の列挙であるが、ぼくは巨人も大鵬も好きじゃないけど、タマゴは大好き。

必要があってFAOSTATのデータベースを検索した。その際、本題に関係ないのだけど、ついでに気になってタマゴ消費量を調べてみた。やっぱりね。日本は世界に冠たるタマゴ帝国であったのだ。

1999年の国民ひとりあたりのタマゴ消費量でいうと、日本は堂々の世界一である。世界一のタマゴっ喰いなのだ。

上位を挙げると
1位:日本(19.3)
2位:チェコ(17.1)
3位:マルタ(16.9)
4位:フランス(16.0)
以下、ハンガリー、中国、オランダ、デンマーク、アメリカ、ベルギー、メキシコ、スペイン、マレーシアとつづく。(単位は供給量1人あたり年間キログラム)

なんかうれしいなあ。世界一だもんなあ。

しかし、油断は禁物である。2000年の統計を引っ張り出すと、首位はオランダ野郎に抜かれちまったじゃないか。オランダ(19.7)、日本(19.3)、マルタ(16.8)、チェコ、中国、フランス、ハンガリー、……。

くそ、ちょっと遡ってみよう。1998年。あ、だめだここでも2位に甘んじている。
マルタ(19.6)、日本(19.3)、チェコ、オランダ、スロバキア、ハンガリー、フランス、ブルネイ。

その前年1997年。やった、この年は日本だ。
日本(19.6)、スロバキア(17.2)、ベラルーシ、オランダ、デンマーク、フランス、ハンガリー、マルタ

なんかデッドヒートだな。順位がころころ入れ替わっている。我が国の名誉のために付記しておくと、この数年日本の消費量は19キロ台で安定しており、首位が奪われるのは、マルタやオランダが「異常」に頑張ったからである。

しかしこのランキングを見ていると、常連というべき国々の名前が浮かんでくる。オランダ、マルタとチェコやハンガリーなどの東欧諸国だ。マルタは地中海に浮かぶ小さな島国。これらの国々でタマゴサミットでもやればいいのに。

消費量が多いということは生産量も多いってことだ。タマゴは自給率の高い食品であって、96%を自給している。コメより高いのだ。

2001年の生産量ランキングを見ると
1位は中国の2千4百万トンで断トツ。2位5百万トンのアメリカ、3位250万トンの日本、以下ロシア、インド、メキシコ、ブラジルと続く。国土の広い大国に伍して奮闘しているといえよう。
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