11 宇宙飛行をした犬の名前
  [初出] 01.10.23  [最終更新]  [平均面白度] 4.06  [投票数] 66  [コメント数] 8
流れモノ探査計画」のスレッドに宇宙開発のことを書いたところ、掲示板に「ロシアの人工衛星に乗った“ライカ犬”という犬がいたな。あれは犬種の名前か、それとも犬の“個人名”なのか、調べてくれ」というリクエストを受けた。

そういえばライカ犬という犬が、ソ連の人工衛星で宇宙に行った。たしかガガーリンの前だったんじゃないかな。と、調べ始めたんだけど、調べていくうちに、非常におもしろいことを発見した。

その“発見”を語る前に、問題のライカ犬について。

この犬は1957年11月3日に打ち上げられたスプートニク2号に乗せられたもので、情報が錯綜して(サイトによって記述がいろいろであるので)よくわからないものの、どうやら、最初から生還は意図していなかったようで、数日の内に、カプセル内で予定通り薬殺されていたらしい。

1957年というと、ガガーリンの人類初飛行が1961年だから、それに先立つこと4年前だ。

ライカ犬という犬種はあるものの、この犬はその種類ではなく、雑種の雌犬で、つまり「ライカ」というのは“個人名”ということになる。なんでもモスクワの路上で捕獲された野良犬であったらしい。ライカ(Laika)なる名前はロシア語で「吠えるもの」(barker)という意味らしい。

ライカに先だって、別の2頭の犬がカプセルで打ち上げられたとも(いろんなページに)書かれているが、その名前は不明。どうやらその2頭の場合は、弾道飛行であって、地球周回軌道ではなかったからかもしれない。

ソ連は犬を打ち上げるのが好きなようで、ライカ以降、13頭の犬が宇宙飛行をしている。

「発見」というのは、実はこの13頭の犬の名前だ。

Dogs in Space: Zoom Astronomy」というページの記述によると、その13頭は以下の通り。


何が「発見」であるかというと、それはふたつある。

ひとつは、雌犬ばかりではないのか? ということ。ぼくはロシア語については何も知らないのだが、「aで終わるのは女性形」ということは知ってる。たとえば女性飛行士テレシコワは女性だから最後がAで、もし同姓の男性ならテレシコフになる。アンナ・カレーニナの夫はアレクセイ・カレーニン(だったっけ?)。

もしその“法則”(?)が犬の名前にもあてはまるのなら、上記13匹の犬は最後の2匹とBarsを除いて、全員Aで終わっている。すべてが雌犬ということか。やはり雌犬の方が適性があるのだろうか。だいたいにおいて、メスの方が、かしこくておとなしい。ま、それは犬に限った話ではあるのだけれど。

そしてもうひとつの発見が、“犬の名前に意味がある!”ってこと。原文では「Strelka (meaning "Little Arrow")」という風な書き方がなされている。

このスレッドでいままで見てきたように、日本においてもアメリカ、オーストラリアにおいても、中にはなんらかの意味を持っている名前(日本で言えば、モモとかチビとか、ちょっと苦しいけどコロとか)もあるけど、おおむねは“名前専用の語”であるように思う。たとえばジョン。

ロシアにおいては違うのだろうか。この13匹の犬の名は、すべて意味が書かれている。

ロシアでは、犬の名前として、意味のあるコトバをつけるという風習があるのだろうか? それとも英語圏の読者のために、苦し紛れに訳しているだけなのだろうか?

不思議。でも、これってどうやって調べればいいのだろう。
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いただいたコメント

K さんによるコメント
スプートニク2号に乗った犬の名前はクドリャフカKudryavkaです[2004.06.07  #54]

るー さんによるコメント
こんにちは。はじめまして。るーです。

ライカ犬の事を作文に書かなくてはいけなくて、いろいろ調べていくうちに、このサイトにヒットしました。

まず、疑問から。

最初に宇宙に行ったライカ犬の名前は「クドリャフカ」で

ライカ犬はシベリアンハスキーの事と聞いていたのですが…

次に感想。

クドリャフカの後に宇宙に行った犬たちの名前も面白かったです。

こちらは、他では調べられなかったので大発見でした。

ケネディに送られた犬もクドリャフカの子どもかと思っていたので

「宇宙に行く前に生んだ子ども…?年齢(犬齢)が合わない…」

と思っていたのですが、謎が解けてすっきりしました。

面白かったです。ありがとうございました。

そうそう、全てメス犬というのは当たりです。

雌犬の方が適応能力が高い(ストレスに強い)からとか…

でも、ちょっと悲しい話ですね。







[2004.06.10  #57]
ソ連が雌犬を選択したのは、「ストレスに強い、おとなしい」ということなのでしょうが、アメリカ(こっちはチンパンジー)の場合はオスのようですね。

人間だって、米ソともテレシコワまでは全員男性だったし。

次項に「お返事」を書きました。(いしだ)


ルナ さんによるコメント
13頭も飛行していたなんて!でも生還を最初から予定されていないライカは一番かわいそう。ライカの名前は歴史に残ったけど・・・物悲しい。[2005.04.09  #166]

moko さんによるコメント
全員がメスなのは、宇宙服の形(およびおしっこする姿勢)による制限からだったようですよ。[2005.10.31  #242]

光香里 さんによるコメント
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