8 RSSのディスクリプション
  [初出] 03.02.09  [最終更新]  [平均面白度] 3  [投票数] 2  [コメント数] 0
前回書いた通りRSSに関してはまったくのシロウトであり、かつ、関心を持ちはじめてわずか数日の身で言うことなのだが、どうもわが国でのRSSの利用は「アンテナ」と同じような動機で使われているようだ。

アンテナというのは、あらかじめ指定したサイトを自動巡回し、前回巡回時以降に更新がかけかれていたサイトをリストするというのを基本機能とするシカケである。このシカケを自分のWebサイトにしこんでおくことで、その結果ページを見るだけで、巡回すべきページの最新の情報がわかるようになる。そういう意味ではもともと非常に個人的な道具であるが、結果を公開しているところも少なくはない。

RSSをアンテナがわりに利用する、もしくはアンテナの手段としてRSSを利用するというケースが多いのではないだろうか。たとえば朝日新聞などのRSSがあるが、これは情報発信元である朝日新聞社が提供しているものではなく、第三者が朝日新聞のサイトを自動巡回して獲得してきたデータから生成しているものだ。

NetNewsWireに最初から登録されている英米のサイトのRSSは、オリジナルの情報発信元(たとえばBBSならBBS)が提供している。

この両者の違いは具体的にどこにあるか、というとDescriptionの有無である。Descriptionとは、ヘッドラインに対する説明のことである。NetNewsWireで、BBSのヘッドラインを取得する。任意のヘッドライン(たとえば「○○航空機事故」)をクリックすると、数行の説明文が表示される。ニュース系のサイトであれば、そのニュースの要約的な情報になる。

日本のRSSの多くは、それがない。ヘッドラインは表示されるが、その説明はない。中身を読むためにはヘッドラインをダブルクリックしてオリジナルのサイトをブラウザで表示させなければならない。

ヘッドラインだけで、その情報をよむべきかどうかを判断することは難しい。Descriptionがあることで、NetNewsWireをブラウズすることで、自分の感心ある世界の情報をざっと概観することができるのであって、ヘッドラインだけでは概観にはならない。いきおい元の情報サイトに飛ぶことになる。それだったら、なにも始めからRSSに頼ることはなくって、ブックマークしておいた常用巡回先を順番にブラウザでブラウズしていればいいように思える。

ぼくにとっての(いまのところの)RSSの利用はDescriptionの存在なくしては、まったく意味を持たないように思える。

これは残念なことだ。
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