13 RSSふたたび
  [初出] 2004.02.22  [最終更新]  [平均面白度] 4.75  [投票数] 4  [コメント数] 0
ほぼ1年前になるんだけど、かつてぼくは「RSSのディスクリプション」という記事を書いた。あの時にも自分はまったくのシロウトであると告白したのだけれど、それは今でも変わっていない。RSSのことなんか、ほとんどわかっちゃいないのだ。

その超シロウトが説明するのもナンだけど、RSSというのはサイト更新のお知らせシステムである。サイトの運営者がそのファイルを作るのだが、そこには更新日、タイトル、記事の概要などが盛り込まれている。

そういうファイルがいろんなサイトで用意されている。これを利用するためのアプリケーションがRSSリーダーだ。もちろんWin版、Mac版とも、いろんな種類のものがある。ぼくがMacで使っているのはNetNewsWire Liteってソフト(フリーウエア)で、日本語も化けることなく、ちゃんと表示してくれる。

NetNewsWire Liteで見た感じはこのようになる。

ね、つまり、最近更新された記事のタイトルとその概要がまとまって表示されるわけだ。一応このソフトを毎日立ち上げるだけで、あ、こんな記事があるわけやんと思って、関心がそそられれば、クリックして元記事をブラウザで表示させればいい。

Win版ではRSS Readerというソフト(これもフリーウエア)がある。構造と感じはNetNewsWire Liteとほぼ同様。

RSSリーダを使う、ということは、理念的には「自分向けに特化されたニュースサイトを持つ」ということでもある。たとえば進化論+F1+盛岡+モバイル環境+アルメニアに関心がある人なら、それらに関するニュースサイトを登録しておくことで、ワンストップで読むべき見出しを総覧することができるわけだ。これらをフルカバーするような既存のサイトは想像もできない。

しかし、それはあくまで「理念的には」でしかない。読むべきサイトがRSSに対応しているわけではないからだ。また一年前に書いたのといまだ状況がかわってないで、日本のRSSはディスクリプション(記事の要約)がついていないトコが多い。見出しだけじゃなんにもならないもんね。少なくとも書き出しの数行があってはじめて読むべき記事かどうかの判別がつく。

それやこれやで、ここ最近はRSSを活用しない日々が続いていた。少々忘れていたような感じ。先日、友人と電話で話していてRSSの話題になって、思い出して復活させた次第。してみると、この1年で日本のブログ環境は大きく進展していて、ブログというのはほぼもれなくRSSファイルを自動ではき出す仕様になっているため、ひっかかるサイトも急増していることにあらためて気が付いた。

Webと図書館のアナロジーでいうなら、10年ほどまえは、アメリカの小さな工科大学のそれのようであって、特に日本語の情報はほとんどなくトホホであった。それがいつのまにか巨大図書館になり、Googleなどの検索システムの進化によって、リファレンスカウンターがめちゃくちゃ充実した図書館になってきたという経緯がある。

RSSがもっと進化・浸透してくると、こりゃ既存の図書館アナロジーでは語り得ない新時代に突入していくわけだ。「本」が「読者」により「読まれる前」からバラバラにされて再編成されてしまうようなことだから。

なんかわくわくしちゃうなあ。

[付記]Windows用のRSSリーダでは、時としてぼくのRSSファイル(ぼくのだけではないけど)がうまく表示されない。文中で記した「RSS Reader」ってソフトではうまくいくのだが、「HepCat」ってのではディスクリプションが表示されない。なんでなんだかまったく理由がわからない。
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