4 唐辛子梅干し
  [初出] 2005.07.28  [最終更新]  [平均面白度] 5  [投票数] 3  [コメント数] 0
例年夏の土用の入りには梅干しを干す。今年はうっかり忘れてしまった。

思い出した時は台風直前。台風が通り過ぎるまでじりじりと待つ。

で、昨日から干し始めたんだけど、ご承知の通り、理想的な天候となった。うっかり忘れがかえって吉であったわけだ。

前にも書いたように、今年は梅を大量にいただいたため、漬けることができる量も例年になく多かったのだが、その裕福さをいいことに、思いつきの新機軸に挑戦してみた。

2キロほどを別の容器に漬けたのだが、そっちの方には漬け込み時に「鷹の爪」を投入した。

通常の梅干しというのは、梅と塩だけを投入し、梅酢があがってきたら赤紫蘇を入れるのだが、この2キロカメには鷹の爪をプラスしたのだ。どうです、新発明でしょ。

これがうまくいくとスッパイ+ショッパイそしてカライと3つの強烈な味のハーモニーが味わえるはずである。

しかし、こんな製法、聞いたことがない。すぐに思いつきそうなことなのに誰もやっていないのは、もしかするとうまくいかないからかもしれない。そんな危惧を感じながらの実験であった。購入した梅では、こういう冒険はなかなかできない。

土用干しをしてみるまで、唐辛子梅干しの出来は非常に不安であったが、干すためにカメから出してみたところ、通常製法のものと、なんら変わることなく出来上がっているようだ(心なしか梅酢の量が少ないようにも思うが)。

ただ、つまみ食いしてみると、スッパサ、ショッパサだけで唐辛子の辛さは響いてこない。量が少なかったのか、それとも、梅はカプサイシンの侵入を拒むような成分をもっているのか。

ともあれ、あと数日の辛抱だ。数日すれば、通常品とともにこれは一応完成するわけだから、そうなったらちゃんと食べ比べてみよう。
《→このページの先頭へ》

この記事は面白かったですか?

お読みになっての印象を5段階評価のボタンを選び「投票」ボタンをクリックしてください。

つまらなかった           おもしろかった  

 

≪この記事に対していただいた「投票」3件、「平均面白度」5≫

いただいたコメント

コメントを書く

  
メールアドレスはWeb上では公開されません