3 名を捨てて実を取る
  [初出] 2005.04.18  [最終更新]  [平均面白度] 4.75  [投票数] 12  [コメント数] 0
こういうことをいうとオジくさくていやなんだが、すごく気になっていること。

テレビでアナウンサーなどが「名を捨ててミを取る」という表現をしているのが気になってしかたがない。数年前からこの言い方が耳につくようになった。

それもいうなら「名を捨ててジツを取る」でしょー、とひとりひっそりと突っ込んでいたんだが、あまりに多用されるもんで、もしかしたらぼくの方がまちがっているんじゃないかと思うようになった。

今日も今日とて、コメンテーターの大学教授が「ライブドアは名を捨ててミを取ったということでしょう」という表現を、数分間で数回繰り返した。辞書引いちゃいましたよ。不安になって……。

ミをとってもしょうがないでしょう。みかん狩りじゃないんだから。

あの人はジツのある人だ、っていうのも、あの人はミのある人だ、って言うんかなあ。そしたらタダのデブじゃん。

ジツは嫌いなんですよ、ってのも、ミは嫌い、ってなって、じゃあ、カワは好きなんかってことになる。ジツに美しい女性っていう褒め言葉は、ミに美しい女性ってなって、なんだかプチ美人っていってるみたいになりはしないか。

言葉は変化していく。ジジイがそれは間違いと青筋たてても、世の趨勢にはあらがえない。そんなことはわかっているが、この場合は、趨勢とかなんとか以前の問題だろう。だって、ミにすることで、なんのメリットもないからだ。たんなる間違い。

ぼくがここでリキんでも、どうしようもないことではあるだろうが、抵抗の意思表示だけはしておこうと思った次第。
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