9 水戸黄門的正義
  [初出] 2004.03.03  [最終更新]  [平均面白度] 3  [投票数] 1  [コメント数] 1
前回の記事「赤痢で隔離入院したら差額ベッド代はどうなる?」に対して「一読者」という方から、2つの示唆的なコメントをいただきました。ひとつめは(前回記事の下にも掲載されているように)
山口県阿東町の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した問題で、県は15日、半径30キロの移動制限区域にある17の採卵養鶏場に対し、出荷停止による被害について国と折半で全額補償するなどの支援策を発表した。国が助成対象外としたブロイラー養鶏場には県独自で補償する
というもの。ほほーと感心して、ウラも取りました。毎日新聞2/16記事「鳥インフルエンザ 農家被害を全額補償へ−−山口県」
山口県阿東町の鳥インフルエンザ問題で15日、二井関成知事が記者会見、総額3億481万円の対策予算を発表した。卵は損失の半額を補償する国の支援策を補完する形で残る半額を負担、ブロイラー農家の損失は県単独で全額補償する。

また18日夕に「終息宣言」を出し、19日午前0時に半径30キロの移動制限区域を解除する方針を改めて示した。

制限区域内の養鶏農家への損失補償は総額2億5000万円とし、その内訳は採卵農家2億3664万円、ブロイラー農家1335万円と公表した。
読んでなかったんですね。反省。

ともあれ、この情報からは、移動禁止措置が「補償」と必ずしもセットであるわけでないことが読み取れます。「セット」になっているなら、わざわざ知事が記者会見することも不要ですし、「対策予算」という言い方もおかしいことになる。

あくまで、これは国および県の「温情」というスタンスだと申せましょう。

これって、ゼッタイ変だ、と思うのですけど、どうでしょうか。

水戸黄門的正義の実現、って感じです。
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いただいたコメント

一読者 さんによるコメント
京都府丹波町の養鶏場での鳥インフルエンザ発生を受け、農林水産省は3日、高病原性鳥インフルエンザ対策本部(本部長=亀井善之農水相)を開き、被害のまん延防止や今後の対応策を協議した。現行の家畜伝染病予防法にある罰則付きの通報義務を厳格に適用するほか、移動制限命令に伴う損失補てん制度について法改正も視野に検討することを決めた。
 また、府県間の情報伝達が機能しなかったと指摘されていることから、農水省内に関係府県の情報を一元的に管理する情報センターを設ける。さらに移動制限命令で鶏卵の出荷ができない半径30キロ圏内の養鶏業者への損失補てん制度や鶏卵の保管や鶏糞の処理方法についても解決策を探ることを確認した。

バナナゴンドラ、うちもヒヨが来て撤去です。[2004.03.04  #10]
「法改正を視野」ってのはいいことだと思います。脱水戸黄門。

バナナゴンドラ! 同じこと(?)をしている人がいたとは!(いしだ)


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