28 ETC
  [初出] 2004.09.21  [最終更新]  [平均面白度] 3.57  [投票数] 7  [コメント数] 0
ETC搭載車の助手席に乗って、高速道路を長く走った。考えてみるとETC車での高速走行ははじめての経験であったようだ。

高速道路終点の料金所はいつも渋滞気味になるし、その日はふだん以上に混んでいたのだが、さすがにすこぶる快適。20ほどのゲートが並ぶいちばん右端の2ゲートがETC専用レーンだった。そのレーンにたどり着くのが若干の苦労といえば苦労だけど、そのレーンはとうぜんすいているし、通常に走行しているとピコっといってゲートが開くから、減速はするものの、そのまま駆け抜けていけるのだから、ストレス知らずになる。

フラスコのようにふくれあがった道の各レーンにわらわらと多数のクルマが並び、じりじりと進んでいくのを尻目にすいすい行けるのはキモチがいい。

あいあい、ここはキミたち下々のものがくるとこじゃないのよ、はやくどきなさい、ほれ、とかといいながら進むのだ。

もちろん、いつもはぼくも「下々のもの」であって、料金所渋滞のなかでとろとろ走りながら、ETC車を横目で見ていたわけだが、べつにうらやましいとも思わなかった。ま、トクベツな機械を積んでいるんだからそんなもんでしょう、と。そんなに急いでどうすんの? という感じも。

しかし、実際に経験してみると違いますなあ。

いままではETCのメリットとは「財布をごそごそしなくてもスムーズに支払いが可能」「料金所渋滞でもたもたしなくてすむ」のふたつだと思っていた。それはその通りなんだが、「ユーエツ感」というファクターもむちゃくちゃ大きいということを知った。

ETCはたいへん便利で快適なシクミである。と、同時に人をいささか根性悪にするシカケでもある。
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